勉強した知識で現代社会を考えたら、色々混ざって壮大すぎた件

国際秩序、グローバリゼーション、社会理論や民主主義について

期末の試験を通してイントロダクションだけ勉強したので、


今のうちに知識をテスト用の知識から、自分用の知識に移し変えておきたいと思った。


あくまでも、今の自分の知識と考えで作ったもの。

正しい訳でもないし、参考にもできない。


Hikakinの動画をみるように、適当に読む、

もしくは、読まないことをおすすめします。笑

広告でも貼っておくので。広告を見た方が生産的かも?笑


あくまでも自分用で、いつか、5年後くらいにこの記事を見直して、

「あのとき、俺まじでバカだったな!!!」って言えるようになってればいいな。

法学部で勉強したみんなともこんな話をしたいんだけどなぁ。


自分の今日の話。

蓮舫が民進党を辞任、稲田防衛大臣も辞任、幕僚長も辞任。

そして僕は現代社会理論で破滅。


色んな負の事件が起きた日ではあったが、そういう日なのだろう。

まぁ、アイスコーヒーを飲みながら(もう飲み終わった)、ゆっくり書いていきたい。


目次はこんな感じになった。笑

1、現代の世界で何が起きているのか
1−1イントロダクション
1−2グローバリゼーション
1−3トランプと白人労働者

2、日本人が抱える「不安」
2−1高度経済成長から現代までの日本の変化
2−2現代の日本人のナショナリズムと承認欲求

3、日本はこれからどうすればいいのか
3−1歴史的にみる「不安」な時代
3−2都民ファーストとポピュリズム
3−3消費社会の変化
3−4個人主義社会のこれから

4、未来への提案
4−1安心と共同体
4−2ロボットとの共生
4−3国際秩序と人類

5、自分の人生

最後に、これから日本はどうなっていけばいいのか、

簡単にでも考えられたらとても自分のためになる記事になりそうだ。

さぁ、行こう


1、現代の世界で何が起きているのか

1−1イントロダクション


さあ、世界はグローバリゼーションによって世界は小さくなり、コスモポリタンが増え、

「地球市民」や「世界市民」のような言葉が広がっていた。

YouTubeの2015Rewindでは、LGBTqカラーが広がり、

渋谷区でもLGBTが認められるなど世界はどんどん多様性を認める社会へと進んでいた。


しかし、2016年に世界は、真逆に進みかけてた。

Brexitから始まり、アメリカの大統領選挙ではトランプが勝利し、

フランスではマリーヌ・ルペンが台頭した。

イタリアでは五つ星運動、スペインではポデモスが出てきた。

イギリスがEUから脱退するのではないかと思われてきた。


やばい、これはグローバリゼーションパラドックスによって

民族的な対立が復活してナショナリズムが強く進んでしまうのかと思われた。


しかし、実際、ナショナリズムの動きは止まってきているかもしれない。

イギリスでは議会議員選挙でチェリーサ・メイが票を広げることができず、

保守党が多くの議席を獲得した。

フランスでも、ポピュリズムガッチガチではあるけれどもマクロンが出てきた。

リベラル思想をもつ、ディベートの天才で、経済に精通しているエリート。

ルペンを倒し、トランプに対しての「Make the world great again」発言はなかなかかっこよかった。


トランプはベッグがコスモポリタンを中心に皆がリスクを分有するべきだといった環境問題を無視。アメリカはアメリカファーストといい、パリ協定から抜けようとした。

これからは、マクロンとメルケルが均衡を作り、解決へ向かう可能性もある。


さあ、なぜトランプやルペンなどが国民から多くの支持を受けるようになったのだろうか。


1−2 グローバリゼーション


これを社会学的観点から見ていく。

グローバリゼーションによって、世界は国を越えて繋がるようになった。

国家の役割はなくなり、人々は世界中を移動するようになるとも考えられた。

しかし、自由貿易は、各国に大きなダメージも与えた。

日本はTPPに参加するときに、自動車をアメリカや東南アジアへ送る時の関税をどうしても下げたかった。しかし、農産物の関税は高いままがよかった。なぜなら海外からの安いお米や野菜が日本に入ると、日本の農家が死んじゃうから。


日本は、農家を守るために税金を大量に使って、補助金を予算にいれなくてはならない。

牛肉なども同じ。どこの国も関税を安くしたい分野と、関税をあげたい分野がある。


国の利益を守るために、だ。


つまり、結局グローバリゼーションがあり、自由貿易が広まっても、国は、税金をたくさん使って補助金で国の産業を守らないと行けなくなった。これがグローバリゼーションパラドックス。

結局はみんな「地球市民」なんかじゃなくて、「国民国家」の中にいる人なんだ、と。


このように、グローバリゼーションは、かなり難しくなってきていたのだ。

さらに、追い討ちをかけるように「移民問題」が広まる。

コスモポリタンは、理性的に物事を考えられる。だから人種差別はしないし、LGBTにも寛容的だ。

学生も小さい時から、差別がいけないことを勉強してきた。だからエリートたちは移民がいても同等の立場でいられる。障害のある方だって、どんな人だって、特別視しないで同じ仲間として話す。

これは、理性の働く生活に困らない人たちの考え方。グローバル化で恩恵を受けていて、収入も上がっているような人たちだった。


しかし、ローカルに生きる人は、移民に対してどのような反応をしたのか。

今回はアメリカをテーマにして考える。


1−3 トランプと白人労働者


アメリカの白人労働者は、グローバリゼーションによって恩恵を受けなかった人たちだ。

グローバル企業は、合理性を優先して考えるから、賃金の安い地域で商品を生産する。

それによってアメリカの労働者は工場がどんどん閉鎖し、東南アジアへと移動した。


アメリカの白人労働者階級は、仕事が減って行き、さらに収入も増えなかったのだ。

そんな中、移民がやってくる。


移民は99%が貧困層だから、ローカルの地域に住み込み、白人労働者からどんどん仕事を奪って行った。

それはおこですよ。そんで、共通の価値観もない人たちが隣の家に引っ越してきたら俺も辛いもん。


これによって、白人労働者は「不安」になる。

今までは、しっかり働いていれば安定した収入を得られていたのに、

グローバル化で「安定」が壊されてしまったから。


だいたいそういうときに「敵」に回されるのは、民族の違う人たち。

ある程度までは移民を許していたけど、突然みんな民族の違う人を排除して自分たちが保障されるゾーンを作ろうとした。これぞ民族的ナショナリズム。


これを非常にうまくとらえたのが、トランプだった。

イスラム教の人々を排除することで、不安から抜け出そうとしたのだ。

アメリカの白人労働者階級は、「自由」から逃走してトランプのような権威に従うことにした。


これが、ヨーロッパでも起きた。

イギリス、フランス。どちらも移民をたくさん受け入れる国だった。

それによって、都市ではリベラルが勝ち、田舎などでは保守が勝つようになった。


2、日本が抱える「不安」


じゃあ、日本はどうなのか。

日本も同じように民族的ナショナリズムで変わっていくのか?

と思いきや、あらまあ、その動きは強くなさそうだ。


なぜか。それは移民が少ないからに違いない。


しかし、日本でも反中国、反韓国感情を持つ人はネット上に特に多い。

ネット上のナショナリズムだ。これをどのように分析するべきなのか。

そして、日本はどこに進んでいくのか。これを考えていきたい。


2−1 高度経済成長から、現代までの日本の変化


日本は、高度経済成長時、都市への人口流入が盛んだった。

人々は地元の地域共同体から離れ、都市に集まり、

色々なしがらみを感じなくても良い「自由」を獲得することができた。

しかし、そこで皆「分離不安」を感じるようになる。


どうすればいいかわからない。でも何をするべきなのかもわからない。


それを、日本型雇用システムが救ってくれた。

企業に終身雇用、そして福利厚生をもらい、企業の会社人間になることで、

自分の不安を取り除かせてもらい、完全に企業に従ったのだ。

これにより、最後まで生活は安定になり、幸せに生きることができた。


しかし、時代は変化し、日本は失われた20年へと入りこむ。

日本企業は少しずつ中国や台湾、韓国企業や、アメリカなどにより追いやられる。


シャープは買収され、ソニーは一時危険状態になり、パナソニックは大きな負債を抱え、

東芝は不正会計によって上場廃止の危機だ。タカタはエアバックでアメリカにやられ、

出光は創業家との争いをし、東電は東日本大震災で大ダメージ。


大企業であっても、安心して終身雇用を受け入れられるとは限らない時代へとなった。

日本人が今まで心の拠り所としていた「企業」が、心の拠り所とならなくなってしまうのだ。


そこで、21世紀になると、地域共同体が薄れながらも残る、地方への移住が広まる。

地方は、本当に暖かい。確実に日本人の分離不安から解消される大きな拠り所になる。


でも、地方へ移住する動きはマイノリティだろう。

多くの人々は、「不安」に追いやられてしまう。


また、さらに時代は発展してしまった。2016のキーワードは「シンギュラリティ」だ。

人工知能の発達により、AIの企業Deep Mindがチェスのプロを倒した。

これから「人間の仕事がAIに奪われるのではないかという不安」がさらに、人々へよぎる。


心の拠り所になる共同体もなければ、「大きな物語」のような国家として目指す方向性もない現代に、人々はどうやって不安から避けるようになったのか。


それは、ネット上のナショナリズムと、動物的な承認欲求だった。


2−2 現代の日本人のナショナリズムと承認欲求


アメリカで起きたような、日本人以外の民族を排除することで自分たちの安全を守ろうとする人たち、そして彼らの意見に賛同することで、自分の存在を認めてもらうような人がネット上に散乱した。これがネット上の右翼化だろう。


そして、そのほかの人は、とにかく、自分を認めてもらう承認欲求を探した。

現代ではそれが「インスタグラム」や「フェースブック」でのいいね!の数となった。

いいねをたくさんもらうことで、自分の存在論的不安から避けようとしている。

しかし、このような安心では心の不安は解決しない。人々に心の拠り所をどうにか生み出さなければならない。


現代の日本は、地域共同体が弱まったこと、日本型雇用システムが壊れたこと、そしてAIなどの技術革新。この3つによって多くの人が「不安」を感じる時代となってしまったのだ。


さあ、どうする、これからの日本。とりあえず解決方法を歴史的に探ってみる。


3、日本はこれからどうすればいいのか


実際、人々が時代的な変化により分離不安や存在論的不安に陥ったことはよくあるようだ。


3−1 歴史的にみる、「不安」な時代

君主制が終わり、封建制度が終わったことで人々が「自由」になった時。

資本主義によって、地域共同体が壊れ、都市へ行って「自由」を獲得した時。

つまり、フランス革命前、ナチスドイツの前、第一次世界大戦の前。明治維新、トランプショックやBrexit。


歴史的に、人々が不安に陥った時代は、民族的なナショナリズムによって他者を排除する流れがある。不安な時は、人々は、世論と一緒にいたがる。特に政治的な「大衆」になりたがる。

なぜか。世論と反対のことを言って、周りから批判されるのが怖いからだ。大衆迎合だ。


だからこそ、ナショナリズムが強まると人々がすぐにそれに流されてしまう。


3−2 都民ファーストとポピュリズム

都民ファーストの会の圧勝も同じだ。

メディアによる安倍政権批判に影響されて、7割もの都民は新党に票を入れたのだ。

ここまで新人議員がいても議会は成り立つはずがないのに。そして小池都知事が明確な政策を示せていないのにも関わらず。あきらかな、ポピュリズム。。。


だから、今の日本は非常に危険なのだ。理性的なナショナリズムを政治が行わないと、

国民は簡単にメディアによって流されてしまう。

そのためにも、蓮舫代表が辞任したあと、野党が安倍批判の受け皿になるのかどうか。

これが重要となる。変なナショナリズムが広まらないように抑えながら、

自民党といい感じに均衡状態を保ち、政治を動かす必要性がある。


では、どのような政策を打っていくべきなのだろうか。

日本の現状を歴史的に理解したので、日本がこれからどうなっていくのかを考える。


3−3 消費社会の変化

消費社会により、物の豊かさを求めるようになった日本人は1980年代から心の豊かさを求めるようになる。三種の神器を得てから、物を得ることによって心を満たすようになる。

そのあとは誇張的消費のような、ブランドを身にまとう消費が盛んになった。


現代は、商品のイメージや雰囲気を買う時代だ。個性的な商品をかい、それを自分がつけて、自分のアイデンティティを作っていく。自分らしさを演出するための消費。

僕はアディダスのultra boost parleyを履いているが

これは、環境保護団体のparleyとのコラボレーションによって生まれたもの。

つまり、僕は環境保護も考えている人間だということを、靴を通して自己満で訴えている。


supremeなども同じだろう。これを身に付けることで、自分のアイデンティティを作っていく。


つまり何か。みんな服を被らせないように着るようになったのだ。

つまり個性を出したい。ということは、個人主義だ。


3−4 個人主義社会のこれから

技術革新によってもうキャリアの世の中に正解などない。

自分が自分で新しいキャリアの森を冒険していかないといけない。

穴を掘っていって、金を見つけられるかは、誰もわからない。


非常に、怖いね。どうすればいいかわからないから。

政府も、あまりにも多様化する社会についていけず、

国家的な共同性の目標も出すことができない。

それにより、経産省のあの有名なレポートも誕生した。


このままいくと、人は、他人のことは気にしない、

自分のことしか考えない存在になってしまいかねない。


電車の中にいる他人を人間と見ないし、

カフェにいる隣の人に話しかけることもない。

リュックのチャックを開けて歩いていても誰も声をかけてくれない。

現代でも色々あるのだから、これからはもっとひどくなるだろう。


人間味ある暖かさのようなものは、どこかへ行ってしまうかもしれない。

個人主義で、みんなが自分の感性の合うところ、もしくは同じ趣味の小さなコミュニティに

留まり、そこで生活すればあとは、ネット上を介せば、やっていけるようになるから。


いやだいやだ。確かに、マニュアル化のような、小さな機械の歯車のような、ロボットのようにはならない。だけれども、相手のために、とか、人のために、みたいな精神がなくなって、自分のために精神が溢れちゃう世の中は、結構恐ろしい。自分が殺すのが好きだったら、殺し放題になってしまうし、ハッキングが好きだったらハッキングするし、、。さすがに大げさだけど、人の気持ちを考えない行動は時には人をイラつかせるし、他国の人と話す時とかもう終わると思う。

オーストラリア人に戦争の話するときは、日本の零戦がダーウィンを空襲したってことを知ってないとやばい、みたいな。


4、未来への提案

だからこそ、政府は「不安」をなくすための政策、そして「共同体の復活」を作るような政策を提案してほしいと思う。

4−1 安心と共同体

みんなが抱える不安をなくす、実存的安心を与えるもの。

 つまりベーシックインカム。お金の心配を取り除くことで、存在論的不安を無くしたい。

国家共同性、そして地域コミュニティ、そして世代間コミュニティを作ること。

1、国が目指すゴールをみんなにわかるように提示して、みんなでそれを目指せるような社会。今でいうオリンピックのような。それのもっと遠いゴール。

2、地方のなくなりつつある地域コミュニティを守って、都市で崩されたコミュニティをいい感じに作ること。

3、世代間のコミュニティを作ることで、同世代にいるいろんなバックグラウンドの人たちと知り合い、多様さを理性的に理解しあうえる共同体を作ること。

直接、顔を合わせて対話のできる場があることで、人の気持ちを主体的に考えるようになるはず。


これによって、国に対する公の意識、そして自分の地域のこと、そして同世代のことを、自分ごととして捉えることができる。最低限の共同体があることで、不安になることを完全に守るのだ。

そしてお金の不安も消すことで、みんなが本当に自由になれる。分離不安になることもなくなる。


4−2 ロボットとの共生

そこで、AIの時代をお迎えして、人工知能、ロボットと共に共生する社会を作っていけばいい。

みんなそれぞれ、自分がやりたいことを仕事にして、実行し、失敗したら、また違うチャレンジをする。勉強したいと思ったら、大学へ通い、またチャレンジする。

どんなに失敗しても、支えられている、、。


その支えている存在が、まさに国家となる。国民国家。

国家をベースとした世界の国際秩序。そして、グローバル化を受け入れている世界。


4−3 国際秩序と人類

民主主義であれ、社会主義であれ、どんな思想の国も、

ちゃんと国のための軍事力をもちながら、均衡状態を保ち、お互いを牽制し合う。

それでも商業的社交性を持って、靭帯で地球を覆うような感じ。

つまり協調し、外交で問題を解決させていく。

政治では均衡していても、多くのコスモポリタンが世界中を移動し、

ある国にも一定の多民族が住むことで、ある一定の共通価値をみんなが持つ。

つまり、世界共同体として、みんなが平和に暮らせる社会を作るのだ。


共に、宇宙を開発し、共に、人類を進歩させていく。

こうして人間が技術革新を起こしながら、宇宙と共に生きていく社会。


これが何年、何百年、いや何億年も続いていけばいいな。


そう、思った。


5 自分の人生

そう思うと、俺の人生はちっぽけだ。

だけれども、自分は人類の進歩のために働いているんだって思うと、

ちょっとかっこいいし、やりがいを感じてしまうなぁ。


まぁ、自分の目で見える範囲で言えば、自分が仕事や活動をすることを通して、

家族や友達はもちろんのこと、少しでも多くの人に貢献できるようになりたいな。


これができれば、俺は幸せだろうなぁ。


まずは、家族と彼女を大切にします。全力で愛情を注ぎます。

ははは。










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