ブレードランナー2049、2回目ダン



More human than human.

大義ある死は、人間よりも人間らしい。

ブレードランナー2回目は特にこの言葉が引っかかった。

旧作のブレードランナーを観ないと理解できないシーンが沢山あった。想像以上に、沢山あった。
実はレプリカントだよ、実は人間って人間ぽくないよ、AIはAIなんだよ。色んなところで音楽や映像を使って説明していたのかもしれない。前回は全く気付かなかった。


天気も注意深くみるべきかもしれない。前作はずっと雨。今回は曇りから始まり、ロサンゼルス内は雨、そして最後のデッカードが娘と会うシーンは雪だった。


広告はホログラムが利用されていて、一人一人ひっかかるようにデータ分析されているのだろう。すごいのだが、なんだか街が寂しい。淡白な色の街並みに無駄に大きい音と主張の激しい広告類。日本の牛丼屋みたいな感じがした。誰も話してない、なのに音はうるさい、、。冷たーい感覚。


Kは大義を持って死ぬことができた。しかし、デッカードは死ねない。彼の生きる意味はまだ完結しないのだ。大義とは?デッカードは考え続けながら生きていかなければならない。映画の構成として、ハッピーエンドではなくて、少しずつ自分のことが分かっていくストーリーも、面白いと感じた。


ブレードランナーって、たぶん映画監督もよく分からなずに作ってるんだと思う。答えがない、人生の意義とは何か、という問いかけ。分からない気持ちを表した結果があの映画となるのだと思う。

デザインの考え方が最近流行って来ている。デザイン思考というやつ。それって例えば地方創生なら、地元住民が気付かない街の魅力を再発見して新たな付加価値をつける作業。

この映画はその思考をめっちゃ広義で捉えたデザインの考え方と直結する気がした。


人生の大義とは何か?
最近では人生とは何かなんて考えなくなった。時代の流れに乗り、自分が乗り遅れないようにと、ただただ前だけをみて、進んできた。しかし、おそらく人間はそのプロセスの中で忘れてしまった考えがあるんだと思う。

人生とは何か。人間とはどうあるべきなのか。どのような生き方が、より人間味あるものなのか。


たまに言う。お葬式に来た人数が多いと、分かると。あ、良い人生だったなって思えると。しかし、それってもしかしたらめちゃめちゃちっぽけな考え方なのかもしれない。

まだ、分からないけどね。
もっとでっかい何かを背負いながら、人間って生きなきゃいけないんじゃないか、説。


妄想、おーしまい。



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